口座開設の申込はスマホで最短5分です(楽天証券の公式の案内)。スマホで本人確認を済ませる方法なら、最短翌営業日に取引を始められます。この記事では楽天証券の口座開設手順を、初心者にもわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 楽天証券の特徴
- 口座開設に必要なもの
- 口座開設の流れと、楽天証券の公式の手順ページ
- すでに他社でNISAを使っている人が、2つ目の口座として開くときの注意
- 口座開設後にやること
楽天証券の特徴
ポイント: 楽天ポイントや楽天銀行など、楽天のサービスを使っている人は、連携の機能を活用できる場合があります。
楽天証券は、SBI証券と並ぶ大手のネット証券のひとつです。
- 国内株式の売買手数料が無料になるコースがある(「ゼロコース」を選んだ場合)
- 新NISAに対応:つみたて投資枠・成長投資枠ともに使える
- 楽天ポイントが貯まる・使える:楽天カードや楽天キャッシュでの積立でポイントが付く。貯まったポイントで投資信託を買うこともできる
- 楽天銀行との連携(マネーブリッジ):設定すると、条件を満たせば普通預金の優遇金利が適用され、証券口座への自動入出金(スイープ)も使える
手数料やポイントの条件は変わることがあるので、申し込む前に楽天証券の公式サイトで確認してください。
→ 新NISAについて詳しく知りたい方:新NISA完全ガイド|旧NISAとの違いと賢い使い方
→ 他社と比べて検討したい方:初心者におすすめのネット証券5選を比較【2026年版】
口座開設に必要なもの
ポイント: マイナンバーカードがなくても、運転免許証で開設できます。 その場合は、開設後の初期設定でマイナンバーの登録が別に必要です。
本人確認書類
楽天証券の公式の案内では、主に次のどちらかを使います。
| 書類 | 開設後の初期設定で、マイナンバーの登録 |
|---|---|
| マイナンバーカード | 不要 |
| 運転免許証 | 必要(マイナンバーが分かる書類を用意しておく) |
書類をアップロードする方法なら、住民票の写しなども使えます。
その他
- メールアドレス(普段使っているもの)
- 電話番号(SMSを受け取れるもの)
- 入出金に使う銀行口座の情報
→ マイナンバーカードがない場合に必要なものは、こちらで詳しく書いています:
証券口座の開設に必要なものは?マイナンバーカードなしでも作れる?
口座開設の流れと、公式の手順ページ
ポイント: 申込 → 本人確認書類の提出 → 完了の通知 → 初期設定、の4段階。 画面の細かい手順は、楽天証券の公式の案内で確認できます。
楽天証券の公式の案内では、スマホで本人確認をする場合、流れは次の4段階です。
- 口座開設の申込(メールアドレスの登録、お客様情報の入力、口座の種類の選択)
- 本人確認書類の提出
- 完了の通知を受け取る
- 初期設定(運転免許証で申し込んだ場合は、ここでマイナンバーを登録)
本人確認の方法と、口座開設までの日数の目安です(公式の案内より)。
| 本人確認の方法 | 使える書類 | 口座開設までの目安 |
|---|---|---|
| スマホ撮影で本人確認 | マイナンバーカード/運転免許証 | 最短翌営業日 |
| アプリでマイナンバーカードを読み取る | マイナンバーカード | 最短翌営業日 |
| 書類アップロード(スマホまたはPC) | マイナンバーカード、運転免許証、住民票の写しなど | 約5営業日(ログインIDは郵送) |
画面の名前やボタンの位置は変わることがあるので、細かい手順は公式の案内に任せます。
申し込みは、楽天証券の公式サイトから行います。
⚠️ フィッシング詐欺に注意:検索広告に偽サイトが表示されるケースがあります。検索広告などからアクセスする場合は、移った先が楽天証券の公式サイトであることを確認してから進んでください。
申込のときに選ぶこと
| 選ぶもの | 選び方 |
|---|---|
| 口座の種類 | 確定申告の手間を省きたい場合は「特定口座(源泉徴収あり)」が選択肢。ただし、ほかの口座との損益通算などで確定申告が必要になる場合がある(下で説明)。ほかに「特定口座(源泉徴収なし)」「一般口座」がある |
| NISA口座 | 初めての証券口座なら、同時に申し込める。すでに他の金融機関のNISAをそのまま使う人は申し込まない(下で説明) |
| 楽天銀行口座 | 任意。楽天銀行を使う予定がある人は、マネーブリッジを使うために同時に申し込める |
私が楽天証券を開いた理由と、選んだこと(2つ目の口座として)
ポイント: SBI証券の予備として開きました。 NISAも楽天銀行も申し込まず、証券口座だけにしています。
私のメインの証券口座はSBI証券です。楽天証券は、SBI証券がシステム障害などで使えないときのための予備として開きました。開いた時期は覚えていません。
実際に、障害で楽天証券を使ったことは一度もありません。楽天証券をほとんど使っていないのは、SBI証券で足りていて、障害も起きていないからです。
開設のときに選んだことは、次のとおりです。
| 項目 | 私の選択 |
|---|---|
| NISA口座 | 申し込んでいない(すでにSBI証券で使っていたため) |
| 口座の種類 | 特定口座(源泉徴収あり) |
| 楽天銀行・楽天カード | 申し込んでいない |
| 本人確認 | スマホで運転免許証を撮影(マイナンバーカードは持っていません) |
手続きで特に困ったことはありませんでした。
ただ、本人確認の方法は、今も当時と同じとは限りません。今の方法は、上の公式の案内で確認してください。
2つ目の証券口座を開くときの注意
ポイント: NISAは1つの金融機関でしか使えません。 また、証券会社をまたいだ利益と損失の相殺には、確定申告が必要です。
NISAは、すでに使っている金融機関のまま
NISA口座は1人1口座で、つみたて投資枠と成長投資枠も同じ金融機関で使います(金融庁の案内より)。
楽天証券の公式の案内には、次の注意があります。
「税務署審査の結果、他社で既にNISA口座を持っている等の理由で開設不可となった場合、当社でのNISA口座でのお取引はすべて、一般口座のお取引へと変更しますので、ご注意ください。」
すでに他社のNISA口座をそのまま使う場合は、楽天証券でNISAを申し込まないようにしてください。
NISAを使う金融機関そのものを変えたいときは、1年単位で金融機関の変更ができます。
→ NISAの金融機関変更のやり方|証券会社を移すときの注意点を解説
特定口座は、証券会社ごとに計算される
特定口座(源泉徴収あり)は、それぞれの証券会社が税金を計算します。同じ証券会社の特定口座(源泉徴収あり)の中の利益と損失は、自動で相殺されます。証券会社をまたいで相殺するには、確定申告が必要です(国税庁の案内より)。
たとえば、A社で利益が出て、B社で損失が出た年に、両方を相殺したいなら確定申告をします。2つ目の口座で売買をする予定がある人は、覚えておくと安心です。
口座開設後にやること
ポイント: まずログインして初期設定を済ませる。 楽天銀行との連携や積立の設定は、使う人だけでかまいません。
① ログイン・初期設定
通知されたログインIDと、自分で設定したパスワードでログインします。取引用の暗証番号などの初期設定を済ませます。運転免許証で申し込んだ場合は、ここでマイナンバーを登録します。
② マネーブリッジの設定(楽天銀行を使う人)
楽天銀行口座を持っている場合は、「マネーブリッジ」を設定すると、条件を満たせば普通預金の優遇金利が適用され、証券口座への自動入出金も使えます。優遇金利の条件(残高の上限など)は、楽天銀行の公式サイトで確認してください。楽天銀行を使わない人は、設定しなくてかまいません。
③ 積立の設定(使う人)
楽天カードや楽天キャッシュで投資信託を積み立てると、楽天ポイントが付きます。対象のカードをすでに持っている人には、便利な仕組みだと思います。ポイントの条件は変更されることがあるので、公式サイトで確認してください。
→ クレカ積立を使うかどうかの考え方:クレカ積立はやめとけ?デメリットと私がやらない理由
④ 配当金の受取方法の設定(NISAで株を持つ人)
NISA口座で株式の配当金を非課税で受け取るには、受取方法を「株式数比例配分方式」にする必要があります。2つ目の口座でNISAを使わない場合は、この点はメインの証券会社で確認します。
→ なぜコツコツ積立がいいの?:ドルコスト平均法とは?積立投資が最強な理由をわかりやすく解説
→ 毎月コツコツ積み立てる設定はこちら:楽天証券で積立設定する方法【スマホ版・新NISA対応】
→ 配当金受取方法の4種類の違いや設定の詳細はこちら:配当金の受取方法とは?4種類の違いとNISAで損しない設定を解説
よくある質問
Q. 他の証券会社でNISAを使っていても、楽天証券の口座は作れますか?
作れます。 証券口座(特定口座など)は、証券会社ごとに作れます。NISAの扱いは、上の「2つ目の証券口座を開くときの注意」で説明しています。
Q. マイナンバーカードがなくても開設できますか?
できます。 運転免許証で本人確認ができます(公式の案内より)。その場合は、開設後の初期設定でマイナンバーの登録が必要です。私はマイナンバーカードを持っておらず、スマホで免許証を撮影して開設しました。
Q. 楽天銀行や楽天カードも作る必要はありますか?
必要ありません。 証券口座だけでも使えます。
まとめ
最後に、この記事の内容をまとめます。
- 本人確認はスマホで撮影する方法なら最短翌営業日。マイナンバーカードがなくても運転免許証で開設できる(初期設定でマイナンバーの登録が必要)
- 画面の細かい手順は、楽天証券の公式の案内で確認できる
- 口座の種類は、確定申告の手間を省きたい場合は「特定口座(源泉徴収あり)」が選択肢。ただし、ほかの口座との損益通算などで確定申告が必要になる場合がある
- すでに他社のNISA口座をそのまま使う人は、NISAを申し込まない。証券会社をまたいだ損益の相殺は確定申告が必要
- 私はSBI証券の予備として、NISAも楽天銀行も申し込まず、証券口座だけを開いた
なお、ここで紹介したのはあくまで私個人の例です。手続きや条件は変わることがありますので、必要に応じて楽天証券の公式の案内をご確認ください。